本日の授業内容
Rhinoceros
Rhinoceros
3D CADソフトウェアである「Rhinoceros」を用いて、手書きやAutoCAD 2022で習得した三面図と透視図の関係性から、三次元モデリングの基本知識を身に付け、図面への展開方法を身につけます。
Rhinocerosの応用
1)基本操作の応用「WaterJugの制作」
手書き・AutoCAD 2022で作図を行なったヤコブセンの「WaterJug」をモデリングします。
1-1) 取手の作成
取手の断面図を元に、断面形状を作成し「押出し」を行い厚みをつけます。その後、「トリム」を用いて形状を削り出します。
このような形状をモデリングするコツとして「極めて小さなフィレット/面取り」を行うことが挙げられます。一手間加えるだけで印象が大きく変わりますので、覚えておくと良いでしょう。
1-2) 本体の作成
本体の円柱形を作成します。まず、断面形状を作成し「回転」をします。次に、注ぎ口の形状を「1レールスイープ」などを用いてモデリングし「トリム」で余計な形状を消去していきます。
ステンレス鋼の厚みが「0.8mm」となっていますが、始めは厚みなしでモデリングを行い形状が完成してから「オフセット」で厚みを作るのがコツです。
1-3) その他の部品の作成
取手と本体をつなぐ円柱形や、蓋を作成します。
※ モデリングの方法は、多種多様にあります。自分なりの方法を見つけてください。
課題について
- 授業課題(WaterJugのモデリングとレンダリング)の完成
以上の3Dモデリングデータ(Rhinocerosデータ|拡張子は「.3dm」)とレンダリングした画像データ(JPEG(解像度は 1024px × 768px)|拡張子は「.jpg」)
授業用Microsoft Teamsから提出してください。ファイル名は、「学籍番号下3桁+名前+WaterJug」としてください。(例:001酒井聡WaterJug.3dm)
※ 英数字は半角を用いること。
提出期限:2022年1月18日(火) 13:30まで
次回授業の予告
最終課題の制作
これまでの授業で養ってきたRhinocerosの操作技術を用いて、自身にとって主入れのあるプロダクトをモデリング、レンダリングしてください。
コンピュータ演習最終課題について
課題「思い入れのあるプロダクト」の3Dモデリングの完成
提出物は、
- Rhinocerosデータ|拡張子は「.3dm」
- レンダリングした画像|形式はJPEG、拡張子は「.jpg」、解像度は「1024px x 768px」
以上2点をそれぞれ提出
テキスト(教科書)
「Rhino 6 入門」
著:是枝 靖久 刊:ラトルズ