宮城大学デザイン情報学科 助教 土岐謙次さんと「マテリアライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ」(2014年7月19日 – 8月8日|東京芸術大学美術館 陳列館)のために共同制作を行なった「Tele-Flow」を仙台で展示をします。
「Tele-Flow」はウルシ樹の生体電位を利用して、宮城県南三陸町長清水(ながしず)地区に植樹されたウルシをデジタルに移植するメディアです。造形は、ウルシの実木から3Dスキャン・3Dプリントした透明オブジェクトと、葉を模した漆フィルムで構成されます。マイクロモーターが実装された葉柄は、植樹地からの信号によってかすかに振動し、南三陸町の豊かな自然の息吹を伝えます。また、現場の環境音をリアルタイムに配信しています。この作品を通して、日本の漆の危機的な現状(国産自給率は約1%、99%は中国からの輸入)に想いを馳せて頂ければと思います。
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The Westin Art Showcase Exhibition
vol.7「Tele-Flow」
宮城県南三陸町に植樹されたウルシの息吹を仙台で再現
場 所
ウェスティンホテル仙台 1階「The Westin Art Showcase」
(宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1)
期 間
2014/09/11 – 10/23
開 場
12:00 – 17:00
入 場
無料
協 力
株式会社JVCケンウッド・デザイン|⁂ Forest Notes
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lounge logue 09: Tele-Flow
作品とそのコンセプトとの対話
場 所
ウェスティンホテル仙台 1階「The Westin Art Showcase」
(宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1)
日 時
2014/09/23 16:00 – 17:30
開 場
16:00 – 17:00
参加方法
申込不要・参加無料
主 催
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