今週の予定

Adobe Photoshopの基本操作の取得

ビットマップ画像の解像度について

IllustratorとPhotoshopは、何が異なるのかを理解し、ビットマップ画像の解像度についても理解します。

三原色について

加法混合と減法混色について学びます。

6月6日 コンピュータ基礎演習 No.8|加法混合と減法混色
6月6日 コンピュータ基礎演習 No.8|加法混合と減法混色
加法混合・加法混色 (光の三原色)

加法混合・加法混色とは、色を表現する方法のひとつで、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色を組み合わせて色彩を表現する方法のことを言います。 普段私たちが見ている光は、実は複数の色の光が混ざったものです。 そのため加法混合・加法混色のことを「光の三原色」と言われます。
加法混合・加法混色は、色を重ねるごとに明るくなり、三原色の3つを等量で混ぜ合わせると「白色」になります。 厳密には「白色」という色ではなく、明るさが飽和状態となった状態です。

  • 加法混合・加法混色の三色
    • RGB 赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)
  • 加法混合・加法混色が用いられている場面
    • ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)、デジタルカメラなどの画像再現に使われている。
      → 映像やWebサイトなど
減法混合・減法混色 (色の三原色)

減法混合・減法混色とは、色を表現する方法のひとつで、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の3色を組み合わせて色彩を表現する方法のことを言います。 加法混合・加法混色に対して、減法混合・減法混色は様々な色を含んだ可視光と物体の相互作用(吸収、透過・反射)によっておこる現象です。 また、減法混合・減法混色は印刷物などで用いられるインクなどで用いられるため「色の三原色」と言われます。
減法混合・減法混色は、色を重ねるごとに暗くなり、三原色の3つを等量で混ぜ合わせると「黒色」になります。 厳密には「黒色」という色ではなく、光を吸収し反射しなくなった状態です。

  • 減法混合・減法混色の三色
    • CMY シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)
  • 減法混合・減法混色が用いられている場面
    • 絵の具、インクなどの印刷再現に使われている。
印刷に用いられる「CMYK」とは

CMYKの4色混合はCMYの3色混合から派生した色の表現法です。理論上ではCMYによって全ての色を表現できるはずですが、実際にはCMYのインクを混色しても綺麗な黒色を表現するのは困難なためキー・プレート(Key Plate)が加えられています。 CMYKのKをブラック(BlacK)のKとするのは誤りです。

ペイントツールについて

Photoshopでイラスト等を描く際に用いるペイントツールの操作方法を学びます。

  • 2-1 ブラシツール
  • 2-2 塗りつぶしツール
画像の合成

レイヤー機能やレイヤースタイル、レイヤーマスクを理解し、複数の画像を合成します。

  • 3-1 レイヤー合成
  • 3-2 レイヤースタイル
  • 3-3 レイヤーマスク
  • 3-4 調整レイヤー

今週の課題

課題「手を撮影し補正する」

  • 自分の手を撮影し画像補正まで完了すること
  • デジタルカメラ(スマホカメラ不可、準備室から1眼レフを借りるなどしてください)を使って下記の条件で撮影をし、しわ取りや色調補正などをしておくこと。元の画像も必ず残しておくこと。

※ 次回の授業時にPCで使用可能な状態にしておくこと

課題の提出方法

授業用Microsoft Teamsの課題から提出してください。
課題の提出(ファイルのアップロード)の方法は以下のとおりです。

Microsoft Teams で課題を提出する

  1. コンピュータ基礎演習のTeamsの「課題」タブから割り当てられた課題を確認する。
  2. 【自分の作業】の下にある「作業の追加」ボタンをクリックする。
  3. 提出する課題ファイルを選択(作業した課題の保存先を覚えておく。事前に指定されたファイル名に変更しておく)し、アップロードする。
  4. アップロードが完了すると【自分の作業】の箇所にファイル名などが表示されます。
  5. 画面右上の「提出」ボタンをクリックして、提出完了

提出期限:

  • 課題)「手を撮影し補正する」6月13日(火)13:30まで(厳守)

次週の予定

1) 実践課題「iPod nano」と自分の手の合成

Illustratorの課題で作成した「iPod nano 第五世代」と自分の手を合成し、あたかも手に持っているように合成を行います。


参考書籍

※ 書籍の発行年は少し古くAdobe製品のバージョンも古いですが、いずれの時代でも活用できるものを選定しています