本日の授業内容
AutoCAD 2022 FOR MACで描く図法・製図
業界標準とされている2次元用CADアプリケーション「AutoCAD 2022 FOR MAC」の操作を習得します。手書きによる図法・製図で習得した作図技術を用いてより正確に美しく仕上げるために、CADアプリケーションは現在のプロダクトデザイン業界では必須の技術になります。汎用性の高いファイルフォーマット、DWG/DXF形式の図面ファイルフォーマットが扱える「AutoCAD 2022 FOR MAC」の操作方法を修得することで、製品や家具、建築だけでなく電気制御や機械設計などの図面作成に応用できる力を養います。
AutoCAD 2022 FOR MACの実践的な作図
1) 【復習】印刷設定と図面枠
前回、習得した印刷を行うための設定などを再度、提出課題の内容を確認しながら説明します。また、図面枠の描き方について併せて復習します。
2) 実践課題「デジタルカメラの作図」
手書きによる図法・製図でも描いた「デジタルカメラの作図」を、AutoCAD LT 2021でも作図します。
3) 実践課題「デジタルカメラの作図|詳細図の設定」
図面中にA部詳細図(S=2:1)となっている箇所があります。手書きではそのまま記載していましたが、CADで作図する場合、元々のデータを活かし作図することが可能です。AutoCAD 2022 FOR MACの設定の方法とともにその方法を学びます。
4) 実践課題「デジタルカメラの作図|印刷の設定」
AutoCAD 2022 FOR MACからプリントアウトする方法を学びます。
授業資料 実践課題「デジタルカメラの作図」
211123_コンピュータ演習#09_デジタルカメラ図面見本
展開図と透視図の関係
展開図と透視図の関係、平面から立体を想像する力を養うため、三面図から物体の形状を読み取り透視図を描く、透視図から物体の形状を読み取り三面図を描く練習を行います。
5) テクニカルイラストレーション
三面図から物体の形状を読み取り透視図を描く、透視図から物体の形状を読み取り三面図を描く練習を行います。
授業資料 テクニカルイラストレーション
授業後に資料を公開します。
課題(デジタルカメラ図面)の提出
AutoCAD 2022 FOR MACで作図した「デジタルカメラ」の図面
A3横で印刷した図面を授業開始時に提出。(A部詳細図は省く)
図面の縮尺:1/1 とすること。
※ 印刷後に必ず定規で正しい寸法かどうかを確認すること
デジタルカメラ図面データ(PDFデータ|拡張子は「.pdf」)
提出期限:11月30日(火) 13:30まで
授業用Microsoft Teamsから課題提出をしてください。ファイル名は、「学籍番号下3桁+名前+デジカメ」としてください。(例:001酒井聡デジカメ.pdf)
※ ファイル種類は、「PDF」とすること。
※ 英数字は半角を用いること。
テキスト(教科書)
「これからはじめる AutoCADの本」
著:稲葉 幸行 刊:技術評論社