本日の授業内容
DraftSightで描く図法・製図
有償版と無償版の基本機能が変わらない2次元用CADアプリケーション「DraftSight」の操作を習得します。手書きによる図法・製図で習得した作図技術を用いてより正確に美しく仕上げるために、CADアプリケーションは現在のプロダクトデザイン業界では必須の技術になります。汎用性の高いファイルフォーマット、DWG/DXF形式の図面ファイルフォーマットが扱える「DraftSight」の操作方法を修得することで、将来業界標準であるCADアプリケーション「AutoCAD」などにも応用出来る力を養います。
DraftSightの基本的な使い方
1) 実践課題「WaterJugの作図」
手書きによる図法・製図でも描いた「WaterJugの作図」を、DraftSightでも作図します。
授業資料 実践課題「WaterJugの作図」
171128_コンピュータ演習#10_WaterJug図面見本
展開図と透視図の関係
展開図と透視図の関係、平面から立体を想像する力を養うため、三面図から物体の形状を読み取り透視図を描く、透視図から物体の形状を読み取り三面図を描く練習を行います。
2) テクニカルイラストレーション
三面図から物体の形状を読み取り透視図を描く、透視図から物体の形状を読み取り三面図を描く練習を行います。
授業資料 テクニカルイラストレーション
171128_コンピュータ演習#10_テクニカルイラストレーション
課題(WaterJug図面)の提出
「WaterJug」の印刷図面
A3横で印刷した図面を授業開始時に提出。
図面の縮尺:1/2 とすること。
「WaterJug」の図面データ
(PDFデータ|拡張子は「.pdf」)
提出期限:12月5日(火) 13:30まで
学科共有サーバーにある「コンピュータ演習」→「171128_コンピュータ演習#10_課題提出」に提出してください。ファイル名は、「学籍番号下3桁+名前+WaterJug図面」としてください。(例:001酒井聡WaterJug図面.pdf)
※ ファイル種類は、「PDF」とすること。
※ 英数字は半角を用いること。
参考「DraftSight」
「DraftSight」の開発元であるダッソー・システムズのWebサイトには、基本マニュアルが掲載されています。授業だけでは物足りない、予習・復習を行いたい学生はこちらを参考にして下さい。
DraftSight|http://www.3ds.com/fileadmin/PRODUCTS/DRAFT_SIGHT/PDF/GETTING-STARTED-GUIDE-JP.pdf
次回の授業
次回の授業から3D CADソフトウェア「Rhinoceros」の操作方法の習得に入ります。指定の教科書を必ず持参(持参忘れの場合は、欠席扱いとします)するようにしてください。また、必ず一度起動しアップデートなどを済ませるようにしてください。
テキスト(教科書)
「プロダクトデザインのための製図」
著:清水 吉治・川崎 晃義 刊:日本出版サービス
「Rhinoceros ver.5 入門」
著:是枝 靖久 刊:ラトルズ
テキスト(参考書)
「やさしく学ぶDraftSight [DraftSight2016対応]」
著:阿部 秀之 刊:エクスナレッジ
を、参考書として用います。