本日の授業内容

DraftSightで描く図法・製図

有償版と無償版の基本機能が変わらない2次元用CADアプリケーション「DraftSight」の操作を習得します。手書きによる図法・製図で習得した作図技術を用いてより正確に美しく仕上げるために、CADアプリケーションは現在のプロダクトデザイン業界では必須の技術になります。汎用性の高いファイルフォーマット、DWG/DXF形式の図面ファイルフォーマットが扱える「DraftSight」の操作方法を修得することで、将来業界標準であるCADアプリケーション「AutoCAD」などにも応用出来る力を養います。

DraftSightの基本設定

1) 実践課題「デジタルカメラの作図」
手書きによる図法・製図でも描いた「デジタルカメラの作図」を、DraftSightでも作図します。

2) 実践課題「デジタルカメラの作図|詳細図の設定」
図面中にA部詳細図(S=2:1)となっている箇所があります。手書きではそのまま記載していましたが、CADで作図する場合、元々のデータを活かし作図することが可能です。DraftSightのシート設定の方法とともにその方法を学びます。

2) 実践課題「デジタルカメラの作図|印刷の設定」
DraftSigntからプリントアウトする方法を学びます。今回、授業のはじめではカラーでの線種の設定など行いましたが、今回はモノクロで線種・線の太さを反映させた状態で印刷する方法を学びます。

授業資料 実践課題「デジタルカメラの作図」
141111_コンピュータ演習#07配置

141125_コンピュータ演習#09_デジタルカメラ図面見本

3) 実践課題「WaterJugの作図」
手書きによる図法・製図でも描いた「WaterJugの作図」を、DraftSightでも作図します。

授業資料 実践課題「WaterJugの作図」
141125_コンピュータ演習#09_WaterJug図面見本

参考「DraftSight」

「DraftSight」の開発元であるダッソー・システムズのWebサイトには、オンライン学習のためのリソースなどが掲載されています。授業だけでは物足りない、予習・復習を行いたい学生はこちらを参考にして下さい。
DraftSight|http://www.3ds.com/ja/products-services/draftsight/

「DraftSight」日本語マニュアル

http://www.3ds.com/fileadmin/PRODUCTS/DRAFT_SIGHT/PDF/GETTING-STARTED-GUIDE-JP.pdf

テキスト(参考書)

「プロダクトデザインのための製図」
著:清水 吉治・川崎 晃義 刊:日本出版サービス
「やさしく学ぶ DraftSight」
著:阿部 秀之 刊:エクスナレッジ
を、参考書として用います。