国立研究開法人科学技術振興機構(JST)より研究助成を受け、研究代表者として2012年度より研究開発を行ってきた「動的に変化する物体形状に合わせた映像投射を実現するためのスクリーン面マーカー構造形成ならびに評価技術の確立」の研究成果作品 Addressable Screen「Magical Card」が大阪科学技術館 リニューアルオープンに合わせ常設展示されることになりました。

Addressable Screen「Magical Card」

Addressable Screen「Magical Card」は、新しいスクリーン技術を用いた体験型の作品です。

Magical Cardのトランプの絵柄は映像です。ところが、角度を変えても裏返しにしても絵柄がカードを追いかけてきます。
このカードはスクリーンになっていて、一枚一枚のカードがどこにあって、どのような向きになっているのか、表裏どちらなのかを専用のシステムが認識して絵柄を投影しています。これまでの技術では、動くモノに映像をゆがみなく投影することは不可能でした。このMagical Cardでは、来場者が手に持ち動かしたカードをリアルタイムに認識し、動いたり変化したりするモノへの投影を可能にしています。
将来的には、全身に映像を投影する試着など、これまでスクリーンとして利用できなかったモノを映像表現に用いる新しい技術として期待されています。

研究開発機関 |学校法人 東北芸術工科大学・小糸樹脂株式会社・株式会社 エキサイト・株式会社 レイティストシステム・独立行政法人 国立高等専門学校機構 仙台高等専門学校・国立大学法人 東北大学
映像コンテンツ制作 | WOW Sendai

大阪科学技術館 リニューアルオープン 7月17日(金)

会場:
大阪科学技術館|http://www.ostec.or.jp/pop/
• 入館料 無料
• 開館時間 午前10時~午後5時
• 休館日 日祝、年末年始
住所:
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町一丁目8番4号
主催:
一般社団法人 大阪科学技術センター|http://www.ostec.or.jp/
問合せ先:

展示について

大阪科学技術館
TEL|06-6441-0915
FAX|06-6441-0915
E-mail|kan-info(at)ostec.or.jp((at)を@に変更してください)

作品について

東北芸術工科大学 酒井まで(本Webサイトのメールフォームよりお問合せください)