1月19日分 CG演習 後期 No.12
2010年 / Shadeによる3Dモデリング、プロペラ飛行機
Shadeによる3Dモデリングの基本
「Shadeビギナーズテキスト--初心者のための3DCG講座 堀内 営 著 BNN出版」(廃盤)
を、教科書として用います。
[ 本日の授業内容 ]
プロダクトのモデリング「プロペラ飛行機のモデリング」
chapter 6(p.94 - p115)「自由曲面とブーリアンを使った操縦席の制作」
1) 操縦席の基本形状の作成:(p.94 ~ p.101)
1-1 操縦席の「基本線形状」が、3次元平面内でどのような形状をしているのか、
しっかりと認識する。
これから作成する「基本線形状」は、胴体に沿うように湾曲をしていることに注意。
1-2 胴体に沿った形状にするため、胴体と同じ外径の円を描く。
描いた円は、まず「閉じた線形状」へと変換を行い、次に「開いた線形状」へと変換する。
1-3 1-2で変換した線形状にコントロールポイントを追加し、
「円弧」に変形させる。
1-4 1-3で作成した「円弧」を複製し、操縦席の背中側の線形状を作成する。
この時、コントロールポイントを追加し、線形状の両端を切り詰める。
1-5 1-3で作成した「円弧」を「せん断」を使って、45度傾ける。
1-6 1-3で作成した「円弧」と1-4で作成した背中側の線形状をつなげ、「閉じた線形状」にする。
1-7 1-6で作成した「閉じた線形状」のコントロールポイントのハンドル(外側のみ)を削除する。
1-8 「角の丸め」を使ってスムーズな形状にする。
1-9 「スクリプト」の「選択した点を始点に.py」を用いて、
「基本線形状」の最前面の点を始点に変更する。
1-10 1-9までで作成した「基本線形状」を使って、操縦席のフチを作成する。
まず、正面図に円を描き、「閉じた線形状」へと変換する。
次に「基本線形状」を「記憶」し、先に作成した「閉じた線形状」を「掃引」する。
2) ブーリアンを用いて操縦席の穴の作成:(p.102 ~ p.105)
2-1 1)で作成した「基本線形状」を平面にする。
「数値入力」から「X、Zを1倍」、「Yを0倍」にすると「基本線形状」を平面に変更出来る。
2-2 2-1で平面に変形させた「基本線形状」を掃引する。
2-3 2-2で作成した「掃引体」の名前の頭に、ブーリアン記号である「*」(半角英数)を付ける。
1)で作成した「操縦席のフチ」の名前の頭に、
ブーリアン記号である「+」(半角英数)を付ける。
3) ブーリアンの応用(図形や文字の転写):(p.106 ~ p.109)
4) 風防の作成:(p.110 ~ p.115)
[ 本日の課題 ]
教科書p.115まで終わらせておくこと。